古民家を知る

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古民家でも用いられている在来工法ってなに?

在来工法は伝統構法と同じく柱と梁で骨組みを構成する木造住宅の建て方ですが、伝統構法と違うのは天然素材に限らず基礎がコンクリートであったり金物も使われます。また、筋交や火打ちと呼ばれる斜めに取り付ける部材があるのも特徴です。 現在の柱と梁の骨...
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古民家に多い伝統構法ってなに?

古民家の多くは伝統構法によって建てられています。現在の住宅は日本全国で目立って大きな違いはありませんが、伝統構法で建てられた家は建築当時の人々の生活や仕事、地域文化の影響を受け、間取りやつくりで大きな違いがあるのが面白さの一つです。 伝統構...
古民家の素材

古民家に使われている壁 土壁・漆喰・珪藻土

再生された古民家でも漆喰はよく使われています。漆喰は伝統的な左官仕上げ材でありながら塗りやすく比較的安価で取り入れやすい壁の素材です。 漆喰は平安時代から使われていますが、もっと古いものだと土壁、そして近年はシックハウス対策でも人気の珪藻土...
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古民家の空間と部位

床の間って結局なに?座敷飾りを構成するもの

床の間はもともと室町時代の武士の家に見られた書院造の座敷飾りを構成する一つであり、家の主人の後ろに掛け軸や生花などを飾って家の主人の威厳やおもてなしの心を表していました。 書院造は和の建築の原点ともなっており、宴会の席などで「上座」「下座」...
古民家の空間と部位

間仕切りだけじゃない!障子の機能と主な種類6選

木と和紙で作られている障子は実は吸湿性にも優れています。しかも部屋の間仕切りも担う他にも閉じたまま採光までできるという実はかなり機能的な建具なのです。 障子の誕生はなんと平安時代(794〜1192頃)で、古民家に限らずもちろん現代に至るまで...
古民家の空間と部位

町家の格子の役割と種類。職業別で変わるデザイン

縦横に組み入れられた組子が並ぶ町並みはそれだけで風情があり、伝統を感じさせる風景ともなっています。 見ていると格子の形やデザインは色々ありますよね。これは職業によって違いがあります。また、昔の町家は一つの通りに同じ職業のお店が集まることが多...
古民家を知る

混同しがちな長屋と町家・商家の違い

旧街道などを歩いていると狭い間口の古民家に会うことができます「町家っぽいなぁ」、「長屋だなぁ」とは思うもののその違いについてはご存じですか? 端的にいうと、長屋は複数の住居が1つの建物の中にあり、町家はそれぞれの住居が独立している形式です。...
古民家の素材

古民家の代表的な屋根材は4つ。茅葺き・瓦・金属・スレート

古民家と言えば茅葺や瓦を思い浮かべますが、実はトタンなどの金属やセメントを使ったスレートと言われる素材も使われています。いずれも現在でも古民家再生やリフォームの際に使われている屋根材です。 屋根は一年中もっとも自然にさらされる部位であり、日...
古民家の空間と部位

日本建築の屋根は主に3種類。切妻造・寄棟造・入母屋造

雨が多い日本の家屋は屋根にも工夫があります。民家でよく用いられる屋根には切妻造(きりづまづくり)、寄棟造(よせむねづくり)、入母屋造(いりもやづくり)の3つがあります。 名称だけ見るとあまり馴染みがないものですが、形を見てみると意外とどれも...
古民家の素材

価値ある素材、木材の6つの特性

木造建築は鉄筋コンクリートの建物などと比べてなんとなく弱そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。ですがコンクリートの寿命は50〜60年ほど。金具は錆びて朽ちていきます。 日本の木は世界でも珍しくブランド化されているものもあるくらい価値の...
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