古民家の素材

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古民家にある木21種類。特徴や使われる場所を紹介!

古民家に使われてきた木材の種類は多々ありますが、90%以上は松、ヒノキ、杉、ケヤキ、桜の5種と言われています。 古民家は地産地消の素材で作られることから、木材もその土地にあるものがそれぞれの種類の特性を活かして使われてきました。 様々な木が...
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玄関や縁側の三和土。その特徴やメリット・デメリット

玄関や縁側の三和土(たたき)とは日本の伝統的な床素材であり、天然の素材の赤土や石灰、にがりなどを混ぜたものです。古民家の土間は土の床のようにみえますが、実はこれらが叩き固められています。 伝統的な三和土が使われることは少なくなりましたが、玄...
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適材適所の木取り。柾目と板目の使い分け

適材適所という言葉は木材からきているそうです。古民家で欠かせない木ですが、その1本を見ても、全部同じ場所に使うのではなく木の部位によって家のどこに使うか変わってきます。 熟練の大工さんは年輪や年輪の模様、柾目、板目などを見極めて使い分けてい...
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古民家で使われる木② 檜・桧(ひのき)

檜は日本国内では杉の次に多く生息しています。柱にも梁にも使われる優秀な構造材でありながら、板目も美しく化粧材としても活躍します。 世界最古の木造建築の法隆寺ではメインで使われている種樹であり、今でも高級なイメージがありますが、昔は一般庶民は...
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古民家DIYにも!伝統塗料のベンガラ・柿渋・松煙

木材には塗装が不可欠です。見た目だけではなく、木を保護することで長くいい状態で使い続けることができます。 日本ではベンガラ(紅殻)、柿渋、松煙、膠(にかわ)と土を混ぜた久米蔵などが昔から使われてきました。現在は化学樹脂の塗料が種類や色も多い...
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畳には地域差がある!畳のつくりと規格

現在はフローリングが増え使われることが激減している畳ですが、日本の気候風土に合うよう考え抜かれた床材です。畳は弾力性や保温性や芳香など取り入れたい要素が実はたくさんあります。 畳は平安時代から板間の一部だけ使われ、一般家庭で使われるようにな...
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古民家に使われている壁 土壁・漆喰・珪藻土

再生された古民家でも漆喰はよく使われています。漆喰は伝統的な左官仕上げ材でありながら塗りやすく比較的安価で取り入れやすい壁の素材です。 漆喰は平安時代から使われていますが、もっと古いものだと土壁、そして近年はシックハウス対策でも人気の珪藻土...
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古民家の代表的な屋根材は4つ。茅葺き・瓦・金属・スレート

古民家と言えば茅葺や瓦を思い浮かべますが、実はトタンなどの金属やセメントを使ったスレートと言われる素材も使われています。いずれも現在でも古民家再生やリフォームの際に使われている屋根材です。 屋根は一年中もっとも自然にさらされる部位であり、日...
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価値ある素材、木材の6つの特性

木造建築は鉄筋コンクリートの建物などと比べてなんとなく弱そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。ですがコンクリートの寿命は50〜60年ほど。金具は錆びて朽ちていきます。 日本の木は世界でも珍しくブランド化されているものもあるくらい価値の...
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古民家に使われている木① 杉(すぎ)

杉は日本にしかない固有種で、古くは縄文時代から人々に使われてきました。日本で最も多く、そして一部を除いたほぼ全国で自生・植林したため、日本の広い範囲で杉を取り入れた民家や神社仏閣などが見られます。 日本一長寿の木であり、樹齢2000〜300...
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