古民家の空間と部位

古民家の空間と部位

古民家の特徴、軒や庇が深い3つの理由

古民家などの日本建築は、夏の気候に重きをおいてつくられています。大きな屋根から伸びる庇(ひさし)や軒が深いのは、夏の強い日差しをできるだけ遠ざけ、雨よけの役割があります。 また、内部と外部を繋げる空間をつくり出すものでもあり、古民家で安心感...
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欄間ってなんのため?古民家でも見られる6種類の欄間

欄間(らんま)は、日本家屋では実は大黒柱と並んで建物の品格を表すものでもあります。 そのため様々な凝った技法で作られ芸術の域に達し、今ではとても価値が高いものとして残っているものもあります。 今回は透かし彫りや竹組子など用途やデザイン、つく...
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古民家の庭に置きたい、景色をつくる添景物5選

古民家と庭は実は切っても切れない関係です。飛び石や灯籠、手水鉢など置いてあるもの全てに意味があります。 今回は縁側から見える景色を古民家に住んだ人たちがどのように楽しんでいたのか紹介します!これまでなんとなく見ていた庭がずっとおもしろく感じ...
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古民家に欠かせない庭の特徴

古民家とセットでほぼ必ずと言っていいほどある庭ですが、坪庭や通り庭などいくつか種類があります。実は土間もかつては「ニワ」と呼ばれていました。 今回は民家の庭へとつながるまでの日本の庭の歴史や、古民家にどんな庭の種類があるのかご紹介します。 ...
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古民家など木造住宅にみられる板床と4つのはぎ合わせ方

通常畳の下には板を貼った荒床があったり、板床のつなぎ合わせ方にも本実矧ぎや雇い実矧ぎなど、よく見ると床にも色々と種類があります。 木造住宅に欠かせない板床にはどんな種類があるのか、古民家を訪ねた際には足元にも注目して楽しんでみてください。 ...
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古民家にみられる「ハレ」と「ケ」の間取り

結婚式や入学式などお祝いの日などに「晴れの舞台」と表現することがありますが、この「ハレ」は実は晴々しいという意味ではなく「非日常」を表しています。 「ハレ」と対になる言葉が「ケ」で、こちらが「日常」です。 「ハレ」と「ケ」の考え方は古民家の...
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バリエーション豊富な襖。種類や貼り方、引手の種類を紹介

襖(ふすま)の種類は形状や和紙の貼り方、使われる和紙の種類や引手の組み合わせで実はかなりいろんなデザインがあります。 今回は古民家と切り離せない間仕切りのための建具、襖の種類とデザインについて紹介します! 古民家は室礼と間仕切りの考えでつく...
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大黒柱は18cm以上。古材鑑定における大黒柱の3つの判断基準

古材鑑定では大黒柱は約6寸(18cm)以上など3つの基準によって判断されます。例えば家の中心にある直径18cmもの目立つ木がたっていればそれが大黒柱だと言えます。 今回紹介する大黒柱の判断基準は古材鑑定での基準をもとに紹介します。まずは古材...
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古民家が多い農家住宅の広間型と田の字型の間取り

田の字の間取りは日本の住宅の原点とも言われています。古民家の多くは農村にある茅葺き屋根の農家住宅で、広間型の間取りから発展し田の字型へと変わっていきました。 実際には必ずしもわかりやすい間取りになっているわけではなく、時代や地域、社会階級に...
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自由で開放的な空間特徴を表す室礼と間仕切り

伝統的な日本家屋はワンルームで、基本的に室内に壁はありません。 海外の家は外壁や内壁を作って最後に屋根をのせますが、日本では骨組みを屋根まで先に作ります。そして内にできた一つの空間を障子や襖などの建具などで仕切る「間仕切り」の文化です。 古...
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