夢の古民家

夢の古民家
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いつかの古民家リフォームのために完成イメージを作っておくことはとても大切です!

訪ねた古民家や本や映像など、古民家を見ていると素敵なアイテムにたくさん出会います。そんなものたちを集めたら夢の古民家ができあがるはず!といつかの古民家ライフのための古民会的夢の古民家リストです。

(目次が長すぎるので邪魔な場合は閉じてご覧ください。)

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失敗しない古民家リフォームのためのイメージを作ろう

自分が住みたい家なのだからすぐに出てきそうなものですが、それを具体的に挙げておくことがとても大事です!「ほしいもの」「絶対嫌なもの」「代替案」などたくさん挙げておいて「本当に必要かな?」と時折精査しましょう。

ゆるこ
ゆるこ

下記の古民会のリストを参考に作ってみるも良しです!

家を持つとなると張り切って間取りを持ち込む人もいるそうですが、建築士さんによってはちょっと困っちゃうらしいのですね。間取りを考えていくよりもどんな生活がしたいか、何がしたいか、どんな家にしたいか、何を置きたいかを伝えることで建築士さんはそれらをもとにベストな家づくりを手伝ってくれるそうです。間取りはプロに任せろって話なんですね。

マドレーヌさん
マドレーヌさん

このリストをそのまま見せちゃえばいいわけね!

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古民家 or 新古民家?

昔からある本当に古くなった民家があれば出来るだけ残したいものです。壊されてしまう古民家を見たり聞いたりすると胸が痛みます。まずは再生できる古民家に出会えれば最高です。

鳩太郎商店 天井
比較的新しく建て直されている福岡市箱崎の筥崎鳩太郎商店

難しい時は新古民家を建てることもとても大事です。ゆるこもマドレーヌさんも「古民家っぽく建てるのはなんだか違うよね、やっぱり古いから良いのよね」などと最初は思っていましたが、築100年の家が今あるのは100年前に建ててくれた人たちがいるからなのですね。そしてこの先100年後もその家が残っているかは分かりません。

いつか伝統的な工法で作られた日本家屋が一つもなくなってしまうなんてことになるのは悲しいものです。古民家に携わっている設計士さんや職人さんがまだいらっしゃる内に100年後も残る家を建てることは、難しいですが価値あることだと思います。

都市部にアクセスしやすい小さい古民家

農村部では巨大な古民家も多いですが、希望はやはり小さな古民家です。コストや寒さ対策を考えるとコンパクトな物件を探しています。

また静かな生活もいいですが、ある程度町も好きなのでいい塩梅の立地であるといいですねぇ。

古民家の物件探しはこんな方法で!

できるだけ近場で調達する木材・古材

元来日本の民家はその土地の木が使われてきました。その土地の気候で育った木だから長持ちしてきたんですね。そんな地元の木が使えたら最高です。それができなくとも国産なら素晴らしい。

火災が心配される木造家屋ですが、実は木は防火扉にも使われるほど火に強いんです。

木の強さについて詳しく!
ゆるこ
ゆるこ

まずは古材の再活用が大切!

大黒柱

大黒柱

大黒柱にはいて欲しいです。最近は大黒柱がない間取りが多いですが、大黒柱あってこその民家がほしいのです。

精神的な役割ももつ大黒柱についてはこちら

屋内

古民家といえば寒いくて暗い?をどうするか。

マドレーヌさん
マドレーヌさん

どの部屋も風通しを良くしたいものですが、冬は寒いかしらと気になります。

広い縁側(くれ縁)

RIYAKUのお座敷から外を眺める
福岡県糟屋郡のRIYAKU.の縁側

家の中でもあるし外でもある不思議空間縁側。寝転んでマンガを読んだり、干し野菜を作ったり、近所のじいちゃんばあちゃんとお茶を飲んだりします。

縁側についても書いてます

台所

お台所
明るいことも大事です

あまり伝統的な台所にはこだわらずきれいで広いこと。干し野菜や発酵食品、らっきょう漬けや梅干しなんかの保存食品がたくさん収納できるとうれしいです。

一緒にいる人と顔を見て話ながらお茶が入れられるといいですねぇ。人がいようといまいと、どちらにしても壁を見ながら調理するのはあまり楽しくありません。窓は必要です。

ヘリンボーン風の板床

古材の森のヘリンボーンの床
古材の森の床。120年前にヘリンボーン……

古材の森にあるおしゃれすぎるヘリンボーンの床が忘れられないので縁側以外のどこかに取り入れたく。

古民家探訪で古材の森へ

天窓

福岡市平尾ふらごはんの天窓

小さな天窓があると生活がわくわくすると思いませんか。こと暗くなりがちなのが古民家の内部です。要所要所に取り付けたい。

雨が落ちてくるのを見ると落ち着きそうですし、ツラいことがあった日は晴れた空を見上げるといいでしょう。

モザイクタイルの◯◯

明るい色のモザイクタイルを洗面台か台所か外の手洗い場かどこかに取り付けたいです。どこか水回りの壁でもいいです。かわいいでしょう。できれば自分で貼りたいです。(目地を掃除する覚悟はあるのか。)

ルームシアターができる大きな白壁かロールスクリーン

ルームシアターのスクリーン
福岡 春日にある豆づか山はドア上にロールスクリーンがある

プロジェクターで映画を映し出すスクリーンが欲しいです。

設備は少ない方がいいので白壁で写せるのがベストですが、せめてロールスクリーンを設置できる場所があればいいでしょう。

建具

建具は本当にデザインが豊富で迷います!とりあえず色々と挙げていますが、これを全部やると統一感のない家になりそうなので精査が必要かもしれません……。

シンプルな組子の建具

RIYAKUの玄関引き戸
福岡市篠栗町のRIYAKU.玄関引き戸

繊細な組子の引き戸や欄間は美しいですが、ズボラだと埃が溜まって台無しです。シンプルでかわいらしいものが蚤の市やフリマアプリで出品されています。

カーテンは付けたくないので必要な場所には障子にしたいです。

ステンドグラスの窓や引き戸

天井桟敷のレトロな入り口ドア
福岡市箱崎の天井桟敷入口。見にくいけど引き戸もステンドグラス

隠すように所々さりげなくステンドグラスがはめこまれた窓や引き戸をたてつけたいです。

両開きの窓

※イメージです。

どこかに一つ取り付けたい両開きの窓。夢見がちな人の憧れです。懐深い古民家は洋風建具もなんなく受け入れるでしょう。

建具についてはこちらから

愛すべき古民家小物

「こんな生活がしたい」の要素になる生活を彩る小物。家に関係ないからと思わず挙げておきましょう。

七輪

七輪
最後は串団子も焼きましょうね

庭でうちわをパタパタさせながらきのこや魚を焼きます。うちでは犬を飼いたいですが、地域の猫でも遊びに来たら最高です。並んで一緒にサンマを食べます。とうもろこしや焼きおにぎりもいいですねぇ。

火鉢

見た目もあったかそうです。

ストーブをつけるほどではない寒さであれば火鉢で温まりたいと思います。

古民家のお店では火鉢を傘立てにしたり、溜め水をして蓮を浮かべていたりしてあるのをみました。

照明

美しい陰影を作るナガタパン階段上の照明

古民家は暗いのですが、その陰翳が美しいといえるでしょう。間違っても蛍光灯などつけたくありません。

ステンドグラスのかわいいシェードは憧れます。壁に取り付ける間接照明を端材で作ってもらうのもいいですね!

玄関先は裸電球がいいかなぁ。

ネットや地域の蚤の市で探すのもあり!

家具

みやけうどんのテーブル
福岡市博多のみやけうどんのテーブル。一枚板のテーブルは憧れ

建築中やリノベ中に出る余り木材があったら職人さんにお願いして活用して作ってもらえることもあるそうです。本棚なんかは建てつけ家具にしておけば地震の時も倒れてきません。

設備

屋内

古民家は寒い。それがただただ心配です。

薪ストーブ or 石油ストーブ と セントラルヒーティング

波佐見のムックの薪ストーブ。お休み中で火は入っていません

ピザも焼ける薪ストーブに激しい憧れがありますが、最近は石油ストーブがやっぱりいい気がします。年をとった時に薪の調達や管理が大変だからです。石油ストーブでヤカンをシュンシュン言わせたり、おでんを煮るのもいいでしょう。

セントラルヒーティングや床暖房があれば冬の古民家もきっと怖くないでしょう。

囲炉裏

囲炉裏

ただし、伝統構法の家にするのであれば囲炉裏はあった方がいいかもしれません。

囲炉裏は木材を燻煙することで木の乾燥状態を保ったり、防虫したりしてくれるからです。

でも小さな家だと一酸化中毒がこわいですね……。

隠しエアコン

うまいことエアコンを隠しつつ効きも保持しつつ掃除や買い替え時の設置もしやすいつくりをお願いしたいです。どんなお家もなぜか当然のように白く目立つエアコンがインテリアを崩すことを許されているのがいつも気になります。かっこいい太鼓梁が居間に見えたとしてもその下にエアコンなんで、しょうがないんで、みたいなのがあったらなんか嫌なのです。せめて他の色はないのか。

ゆるこ
ゆるこ

最近の夏の暑さは、いくら風通しのいい古民家でもこたえるらしいです

屋外

自然と共存してきた古民家は循環型のエコな家です。地球にも人にもいい家を目指したいものです。

ためとっと(溜め水システム)

福岡の建築会社と九州大学が共同開発した雨水の貯水システムです。福岡県内の住宅のほか、今や国連ハビタットを通して水の少ない途上国への設置援助もされています。コストも低くエコ、飲料水レベルの水質で水節約や非常用としても活用できる地下埋設型の水タンクです。庭の下にも設置が可能なので古民家空間のビジュアルを崩すことなく水を備えることができ、すごくいいと思いました。

ソーラーウィンドウ

まさか古民家の屋根にソーラーパネル……と思い悩んでいたら窓で発電できるソーラーウィンドウが開発されているようです。需要が高まって設置やすくなるといいです。

小さな庭

やぶ金 濡れ縁
福岡市大名にあるやぶ金の坪庭

管理が大変なので小さいのがいいです。ちなみに花より団子タイプなので、坪庭のような美しいものはあまり要りません。

家庭菜園をしたり、夏は花火をしたり、冬は焼き芋を焼きます。庭の隅にコンポストがあるといいでしょう。桜、紅葉、いちょう、レモンの木は欲しいです。家の中からも緑が見えることは大切です。

焼き物の手洗い場

波佐見 美のり窯の作品

もったいない!もったいないですね!素敵な焼き物を外で使うとはなんと贅沢。でも外のものってなんとなく時が経つほどぞんざいになりそうなんですね。明るくかわいい焼き物の洗面台を取り付けると、外での作業も楽しくなるでしょう。もちろん家の中でも設置できたらいいですね。

薪と炭置き場

縁側の下に置けばいいのでしょうか……。風通しが悪くなるでしょうか……。

防犯

門と塀

庭に背の高い木を配置してプライバシーを確保したいですが、家によっては門や塀も検討した方がいいかもしれません。

ただ、プライバシーは大切ですが外から見えないということは中で起こる犯罪も発見されにくいという矛盾は起こります。今時の犯罪を考慮した設計をお願いしたいです。

防犯サービス

セコムやALSOKなどお願いしたいですが、取り付ける設備と古民家のかねあいはどんなものなのか今後調べてみたいです。

その他一緒に暮らす

ちょっとぶちゃいくでおばかな豆柴が一緒だと楽しいでしょう

ゆるこ
ゆるこ

こうやって並べるとわくわくMAX!良いものを見つけたら随時更新しよう!

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