古民家を知る

古民家の素材

古民家で使われる木② 檜・桧(ひのき)

檜は日本国内では杉の次に多く生息しています。柱にも梁にも使われる優秀な構造材でありながら、板目も美しく化粧材としても活躍します。 世界最古の木造建築の法隆寺ではメインで使われている種樹であり、今でも高級なイメージがありますが、昔は一般庶民は...
古民家の空間と部位

自由で開放的な空間特徴を表す室礼と間仕切り

伝統的な日本家屋はワンルームで、基本的に室内に壁はありません。 海外の家は外壁や内壁を作って最後に屋根をのせますが、日本では骨組みを屋根まで先に作ります。そして内にできた一つの空間を障子や襖などの建具などで仕切る「間仕切り」の文化です。 古...
古民家を知る

古民家再生、改築?再築?移築?7つの用語の違い

古民家再生でよく使われる改築や再築と言った用語ですが、いろいろ出てくると結局何がどう違うのかはっきりと区別できないこともあると思います。違いがわかると古民家にも色んな選択肢があることがわかります。 今回はこれらの用語について分かりやすくまと...
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古民家を知る

古民家に携わる職人たち 大工・左官・建具師・庭師

古民家の建設時は大工、左官、建具師などさまざまな職人たちが携わっていました。今でも古民家再生には伝統的な技術を持った職人が入ることがありますが、その数はどんどん減っていっています。 古民家再生や移築では昔と今の職人たちの技術が交わる共作でも...
古民家の空間と部位

古民家の6つの代表的な天井の仕上げ方 

古民家で見られる天井には格天井、竿縁天井、敷目板天井など豊富な意匠(デザイン)が見られます。 構造と繋がりながらも自由なデザインが可能となった天井の発明は日本建築のなかでは画期的なできごとで、なかでも茶室の影響は大きいものがありました。 天...
古民家の空間と部位

古民家で見られる6種類の天井のかたち

最近の住宅と比べて昔の民家の天井はいろんな形や素材で出来ていました。昔の人の知恵が凝縮している古民家は天井にも様々な工夫を見ることができます。 そんな古民家の天井にはどんな種類があるのか見てみましょう! 天井はなぜ必要なのか?その役割 普段...
古民家の素材

古民家DIYにも!伝統塗料のベンガラ・柿渋・松煙

木材には塗装が不可欠です。見た目だけではなく、木を保護することで長くいい状態で使い続けることができます。 日本ではベンガラ(紅殻)、柿渋、松煙、膠(にかわ)と土を混ぜた久米蔵などが昔から使われてきました。現在は化学樹脂の塗料が種類や色も多い...
古民家の空間と部位

足固めから棟木まで。古民家の基本的な構造を知ろう

伝統的なつくりの古民家は家の内外でたくさんの部材が組まれているのを直接みることができます。どの木がどんな役割をしているのか知っていると、古民家を見るときの楽しみも増えますよ! 今回は主に棟上げが行われるまでに組まれる伝統的な古民家の構造をみ...
古民家の空間と部位

古民家の壁の種類!柱を見せる真壁造りと隠す大壁造り

古民家カフェなどですぐに古民家らしさを感じるのは、普段はあまり見ることのない柱の黒っぽさと漆喰などの白のコントラストだったりします。 現代の住宅のほとんどは柱が隠されている「大壁造り」ですが、古民家はこれらがどーんと見せてある「真壁造り」で...
古民家の素材

畳には地域差がある!畳のつくりと規格

現在はフローリングが増え使われることが激減している畳ですが、日本の気候風土に合うよう考え抜かれた床材です。畳は弾力性や保温性や芳香など取り入れたい要素が実はたくさんあります。 畳は平安時代から板間の一部だけ使われ、一般家庭で使われるようにな...
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