古民家の空間と部位

床の間って結局なに?座敷飾りを構成するもの

床の間はもともと室町時代の武士の家に見られた書院造の座敷飾りを構成する一つであり、家の主人の後ろに掛け軸や生花などを飾って家の主人の威厳やおもてなしの心を表していました。 書院造は和の建築の原点ともなっており、宴会の席などで「上座」「下座」...
古民家の空間と部位

間仕切りだけじゃない!障子の機能と主な種類6選

木と和紙で作られている障子は実は吸湿性にも優れています。しかも部屋の間仕切りも担う他にも閉じたまま採光までできるという実はかなり機能的な建具なのです。 障子の誕生はなんと平安時代(794〜1192頃)で、古民家に限らずもちろん現代に至るまで...
古民家の空間と部位

町家の格子の役割と種類。職業別で変わるデザイン

縦横に組み入れられた組子が並ぶ町並みはそれだけで風情があり、伝統を感じさせる風景ともなっています。 見ていると格子の形やデザインは色々ありますよね。これは職業によって違いがあります。また、昔の町家は一つの通りに同じ職業のお店が集まることが多...
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古民家を知る

混同しがちな長屋と町家・商家の違い

旧街道などを歩いていると狭い間口の古民家に会うことができます「町家っぽいなぁ」、「長屋だなぁ」とは思うもののその違いについてはご存じですか? 端的にいうと、長屋は複数の住居が1つの建物の中にあり、町家はそれぞれの住居が独立している形式です。...
古民家の素材

古民家の代表的な屋根材は4つ。茅葺き・瓦・金属・スレート

古民家と言えば茅葺や瓦を思い浮かべますが、実はトタンなどの金属やセメントを使ったスレートと言われる素材も使われています。いずれも現在でも古民家再生やリフォームの際に使われている屋根材です。 屋根は一年中もっとも自然にさらされる部位であり、日...
古民家の空間と部位

日本建築の屋根は主に3種類。切妻造・寄棟造・入母屋造

雨が多い日本の家屋は屋根にも工夫があります。民家でよく用いられる屋根には切妻造(きりづまづくり)、寄棟造(よせむねづくり)、入母屋造(いりもやづくり)の3つがあります。 名称だけ見るとあまり馴染みがないものですが、形を見てみると意外とどれも...
古民家の素材

価値ある素材、木材の6つの特性

木造建築は鉄筋コンクリートの建物などと比べてなんとなく弱そうなイメージを持つ人もいるかもしれません。ですがコンクリートの寿命は50〜60年ほど。金具は錆びて朽ちていきます。 日本の木は世界でも珍しくブランド化されているものもあるくらい価値の...
福岡市外

古民家探訪21 春日 豆づか山

今回の古民家探訪は福岡県春日市の豆づか山。古民家再生にも携わっていた大工さんと店主の共同作業で作り上げられた大変かわいいお店です。雪降る寒い日、駅から20分以上歩いて辿り着いた先は心温まる場所でした。 ゆるこ ゆるこがひとりでお邪魔してきま...
古民家の素材

古民家に使われている木① 杉(すぎ)

杉は日本にしかない固有種で、古くは縄文時代から人々に使われてきました。日本で最も多く、そして一部を除いたほぼ全国で自生・植林したため、日本の広い範囲で杉を取り入れた民家や神社仏閣などが見られます。 日本一長寿の木であり、樹齢2000〜300...
佐賀県

古民家探訪20 Vegeキッチン塩田津(旧吉富家)

今回の古民家探訪は前回に続いて佐賀県嬉野市。歴史あふれる街並みが残る塩田津を訪ねました。 マドレーヌさん 古民家探訪もついに20軒目なのね ゆるこ 撮影させて頂いたり古民家の話を聞かせてくださるお店の方々のおかげです。 ありがとうございます...
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