屋根

古民家の空間と部位

古民家の特徴、軒や庇が深い3つの理由

古民家などの日本建築は、夏の気候に重きをおいてつくられています。大きな屋根から伸びる庇(ひさし)や軒が深いのは、夏の強い日差しをできるだけ遠ざけ、雨よけの役割があります。 また、内部と外部を繋げる空間をつくり出すものでもあり、古民家で安心感...
福岡市中央区

古民家探訪25 平尾山荘

平尾山荘は福岡市中央区にある市指定文化財史跡となっている茅葺屋根の古民家です。 福岡市で知っている人は知っている「平尾山荘小路」と呼ばれる昭和の長屋スポットが近くにありますが、意外とその名前の由来ともなっている平尾山荘についてはあまりよく知...
古民家の素材

古民家で使われる木② 檜・桧(ひのき)

檜は日本国内では杉の次に多く生息しています。柱にも梁にも使われる優秀な構造材でありながら、板目も美しく化粧材としても活躍します。 世界最古の木造建築の法隆寺ではメインで使われている種樹であり、今でも高級なイメージがありますが、昔は一般庶民は...
古民家の素材

古民家の代表的な屋根材は4つ。茅葺き・瓦・金属・スレート

古民家と言えば茅葺や瓦を思い浮かべますが、実はトタンなどの金属やセメントを使ったスレートと言われる素材も使われています。いずれも現在でも古民家再生やリフォームの際に使われている屋根材です。 屋根は一年中もっとも自然にさらされる部位であり、日...
古民家の空間と部位

日本建築の屋根は主に3種類。切妻造・寄棟造・入母屋造

雨が多い日本の家屋は屋根にも工夫があります。民家でよく用いられる屋根には切妻造(きりづまづくり)、寄棟造(よせむねづくり)、入母屋造(いりもやづくり)の3つがあります。 名称だけ見るとあまり馴染みがないものですが、形を見てみると意外とどれも...
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